Native Instruments「Claire: Avant」は、ピアノの“内側”に焦点を当てた革新的なサウンドライブラリ。屋根を外して録音することで、通常は聴こえない摩擦音、打音、金属的な共鳴など、ピアノの構造そのものが奏でる繊細な音を捉えています。その結果生まれたのは、映画音楽やアンビエント、実験的な作品に最適な、変化し続けるテクスチャと生々しい響き。Claire: Avantは、ピアノという楽器を“表現の素材”として再定義するインストゥルメントです。
Claire: Avantは、金属的な打撃音やフラジオレット・ハーモニクス、ブラシの質感、ミュートされた弦など、9種類のユニークなアーティキュレーションを収録。それぞれが最大13段階のベロシティレイヤーと3ラウンドロビンで構成され、プレイヤーのタッチごとにリアルな変化を生み出します。
さらに、独自のParticlesエンジンが各ノートにきらめきと動きを与え、わずかなキー操作でも音が進化するダイナミックなサウンドスケープを生成。また、Kontakt Pattern Toolの40種類以上のカスタムプリセットとランダマイズ機能により、複雑なリズムや自然なフレーズ展開を即座に生み出せます。ブラシやマレット、木・象牙によるプラック、ダンピングされたウナ・コルダなど、プリペアド奏法を再構築したサウンドは、クラシック・ピアノとは一線を画す独自の表情を持ちます。Galaxy Instruments(Noire、Piano Colorsを手掛けたチーム)との共同制作により、クラシカルとモダン、アコースティックとサウンドデザインの境界を超える音世界を実現しました。