解像度と空間表現。250Ωで“開放型の基準”へ
クラシック・シリーズの開放型リファレンス DT 990 PRO。
250Ω モデルは、十分な出力を持つヘッドホンアンプやスタジオ機材と組み合わせることで、広い音場・透明感に加え、より高い解像度と分離感を発揮。ミキシング/マスタリングの最終判断に耐える“プロユース”の仕上がりです。
特徴
- 開放型らしい広大な音場:空間・奥行き・定位の微細な変化を正確に把握
- 250Ωの高精度モニタリング:駆動力に余裕のある出力で、分離・定位・解像度が一段向上
- トーンバランス:低域と高域をマイルドにブーストしつつ、誇張感のない正確さ
- 快適性と耐久性:ソフトなベロアイヤーパッド、パッド付きスプリングスチールヘッドバンド
- ドイツ製ハンドメイド:交換可能パーツで長期運用に対応
DT 990 PRO 250Ωは、開放型の美点である“空間の見通しの良さ”に、高い分離・解像度を加えたプロユース仕様。十分な出力で駆動すると、ボーカルの前後、リバーブテール、倍音の重なりまでクリアに描写。ミックスの微細な差異を掴む作業に適します。
インピーダンスのポイント(250Ω)
250Ωモデルは、十分な出力を持つヘッドホンアンプの使用を前提としており、その環境でこそ解像度・分離・定位の精度が最大化されます。ミキシング/マスタリングなど、微細な差異の判断を求めるプロユースに最適です。逆にPC直挿しやスマホでは駆動力不足で音量が足りない、ダイナミクスが痩せるといった可能性があるため非推奨です。
DT 990 Edition との違い(よくある質問)
DT 990 EditionとDT 880 PROは同一設計のトランスデューサーを採用しており、基本的な音質は同一です。装着感は、DT 990 Editionが自宅リスニング向けの“ややソフト”なヘッドバンド、PROはスタジオワーク向けの“やや硬め”で安定したフィット。ケーブルはDT 990 Editionがストレート、DT 990 PROは80Ωモデル=ストレート/250Ωモデル=コイルを採用しています。
スペック
- 形式:開放型、オーバーイヤー
- 伝送方式:有線
- インピーダンス:250Ω
- 重量:250g(ケーブル除く)
- 周波数特性:5〜35,000Hz
- 音圧レベル:96 dB
- ケーブル&プラグ:片出し コイルケーブル、3.5mmステレオミニ、6.35mmアダプター付属
- イヤーパッド:ベロア(交換可能)
- 製造国:ドイツ(ハンドメイド)


