MOK Waverazorは、波形を細かなセグメントに切り分け、それらを再構成する独自のWave-Slicingオシレーターを搭載したシンセサイザーです。一般的なオシレーターやウェーブテーブルとは異なり、1つの波形サイクルの中で複数の波形を組み合わせ、チューニング、レベル、位相、DCオフセットなどをセグメントごとに変化させることで、攻撃的で複雑なサウンドを作り出します。
鋭いリード、グリッチ感のあるベース、変化し続けるドローン、シネマティックなパッド、過激なデジタル・テクスチャまで、通常のシンセでは到達しにくい音色を作成可能。3基のWave-Slicingオシレーター、160波形、30種類のフィルター、3系統のエフェクトバス、47種類のエフェクト、強力なモジュレーション、Contextual Editorを備えた、まさに“モジュラー思考のウェーブスライシング・シンセ”です。
3
Wave-Slicing OSC
最大16波形を1基のオシレーター内でスライス。
160
波形
オシレーター・スライスやLFOに使える多彩な波形を収録。
266
プリセット
Richard Devine、Mark Hoffmann、Alex Reidらによるサウンドを収録。
Waverazorの中心となるのが、Wave-Slicingオシレーターです。1基のオシレーター内で最大16種類の波形をスライスし、1つのサイクルとして再構成できます。
通常なら複数のオシレーターや複雑なモジュレーションを必要とするような音色変化を、1つのオシレーター内で作成可能。セグメントごとに波形、チューニング、レベル、位相、DCオフセットなどを調整できます。
Waverazorには、サイン波、三角波、ノコギリ波、矩形波といった基本波形に加え、独自に作られたマルチシェイプ波形やノイズタイプを含む160種類の波形が用意されています。
これらをスライス単位で組み合わせることで、なめらかなサウンドから、歪んだデジタル質感、破壊的なリード、グリッチベースまで、通常の減算シンセとはまったく違うトーンを作れます。
Waverazorのパフォーマンス画面では、中央のオシロスコープで波形の変化を視覚的に確認しながら、サウンドを大胆に操作できます。
2つのX/Yパフォーマンス・コントローラー、9つのパフォーマンスノブ、3つのパフォーマンスボタンにより、複数パラメーターを同時にモーフィング可能。ライブ感のある過激な音色変化を作り出せます。
WaverazorのMutant AMは、従来のリングモジュレーションをさらに複雑に発展させた音作りを可能にします。
波形スライスごとに異なる倍音構成を持たせ、それぞれの倍音をシーケンス状に変調することで、金属的で複雑なハーモニクスや、暴れるようなデジタル質感を生み出します。
Waverazorでは、波形サイクルが複数のスライスに分割されているため、位相リセットやシンクポイントもセグメント単位で扱えます。
Multi-Syncを使うことで、1サイクル内に複数のハードシンク・ポイントを設定し、古典的なシンクサウンドをさらに複雑で倍音豊かなトーンへ拡張できます。
Waverazorは非常に深いモジュラー設計を持ちながら、Contextual Editorによって編集対象のモジュールと、その入出力に関連する要素を自動的に表示できます。
数多くのパラメーターやモジュレーションを扱いながらも、必要な接続にフォーカスしやすく、複雑なサウンドを段階的に作り込めます。
Waverazor独自のWave-Slicingオシレーターの仕組みを確認できる公式動画です。波形をスライスし、複数の波形を1つのサイクルとして再構成するWaverazorの核となるサウンドエンジンをチェックできます。
Waverazorのプリセットサウンドを確認できる公式パッチデモです。グリッチ感のあるベース、攻撃的なリード、変化し続けるドローン、シネマティックなパッドなど、Waverazorならではのサウンドを確認できます。
Waverazorには、世界的なサウンドデザイナー/アーティストによるサウンドバンクも収録されています。Waverazorの特殊なオシレーターとモジュレーションを活かした、個性的なプリセットを制作に取り入れられます。
MOK / Media Overkill
MOKは、Rob Rampley、Taiho Yamada、Chris Comptonによって設立されたシンセサイザー開発チームです。Quadrasynth、QS Series、Andromeda、Ion、Micron、Fusion、Venom、BioTekなど、数々のシンセサイザー設計に関わってきたメンバーによって、Waverazorは開発されています。
・3基のWave-Slicingオシレーター
・1オシレーターあたり最大16波形スライス
・160種類の波形
・30種類のフィルター
・3系統のエフェクトバス
・47種類のエフェクト
・266プリセット
・276プリセットテンプレート
・LFO、ASR、ADSRエンベロープ、ポルタメント、ランダム、ステップジェネレーターによるモジュレーション
・Contextual Editor
・実質的に制限のないモジュレーション・マトリクス
・XYコントロール
・9つのパフォーマンスノブ
・3つのパフォーマンスボタン
・ループエンベロープ
・ワンショットLFO
・39種類の表示テンプレート
・スタンドアロン対応
AU、VST、VST3、AAX、Standalone
macOS 10.9以降
64-bit IntelまたはApple Silicon
AU、VST、VST3、AAX、Standalone
Windows 7 / 8 / 10 / 11
64-bit
VST、VST3、AAX、Standalone
Ubuntu 20.04でテスト済み
64-bit
VST、VST3
※本製品の使用には、対応するDAWホストアプリケーションが必要です。インストール、オーサライズ、アップデートにはインターネット接続およびTracktionアカウントが必要となる場合があります。最新の動作環境はメーカー情報もあわせてご確認ください。